全方位外交〜バイセクシャルな大人のリアル

表の顔タカシ、自分の将来像を投影したカズマ、10歳から使う偽名のトシカズ、性欲重視の裏顔コースケ、夜の蝶に憧れて性差を超えたカオリ。おそらく全ての欲求が強すぎるのであろう、それらを満たす為に複数の人格を使い分けるように生きてきた私は、全人格の感覚値で好奇心を抱く人に会ってしまった。

水橋くん#1

水橋くんもウリ子だった。格闘技系スポーツの国体選手で引退後バイト感覚で。会ったときはお店入って2週間後だった。体のキレイさとチンコのデカさと動物的な爽やかな笑顔にメロメロになり、今日泊まっていってもいいよって言ったら、俺の後別のお客さん対応した後、戻ってきた!

セックスは不慣れなことわかったけど、お兄さん教えてあげる!って言う母性か父性かわからない感情もあった。キスも下手で、「こうやるんですよね?」って言いながら長くて綺麗な指でケツを刺激してきた。擦れてなくてかわいい!ウリセン 買ってるのに爽やかな感覚だった。

二回目からは所謂ヤミケン、いろんな話をして、立派な子だって思ったから、「安売りしちゃダメ。勿体無い」って言ったら、翌日ウリセンやめて御礼言いにきたの。「俺やっぱ間違えてました。気づかせてくれてありがとうございます」って。なんか爽やかで、感激した。

信頼しきって名刺渡して仕事の話までした。こう言う出会い方して招待明かしたのは初めて。水橋くんの卒業式にきて欲しいと言われて駆けつけた。友達のお店行きましょう!と言われて行ったら、彼を買ってる飲食店オーナーの店だった。俺を紹介して縁切りたかったみたい。