全方位外交〜バイセクシャルな大人のリアル

表の顔タカシ、自分の将来像を投影したカズマ、10歳から使う偽名のトシカズ、性欲重視の裏顔コースケ、夜の蝶に憧れて性差を超えたカオリ。おそらく全ての欲求が強すぎるのであろう、それらを満たす為に複数の人格を使い分けるように生きてきた私は、全人格の感覚値で好奇心を抱く人に会ってしまった。

浜田山と八王子#1

浜田山くんとやるのは基本的に彼のアパートで、彼の気が済んだら帰っていいというとシステムだったが、ある時俺が忙し過ぎて青山のアパートに来てもらって犯された。そしたらカオリを求めて突然やってきたラクロス部主将の八王子くんが、突然ピンポーンとやってきて、、、

「カオリさーん、来ちゃった!います?」とインターホン越しに。俺は知らぬ顔してバックから浜田山くんに突かれ続ける。でも八王子くんが「今日はコースケさんなのかな?ん?コースケさんでも気持ちよくして!」と言い出した。。。ヤバイ。。浜田山くんは無言でドアオープンボタンを押した。

浜田山くんは無言で俺を抱え玄関まで。バックで入れながらドアが空いたら見せつける姿に。非現実的な衝撃が今から行われる。なぜか気にしたことは、職を失うんじゃないかっと。もう一回インターホンが鳴り、八王子くんがドアを開ける。あゝ俺の人生終わったなと思った。

化粧したカオリしか会ったことのない八王子くんは、すっぴんのコースケである俺に戸惑ったはず。更にゴリラに犯されている状況を飲み込めなかったはず。でも予想外に目をクリクリさせ、ドアを閉めて中に入ってきた。玄関アプローチにガタイのいい男が二人、2つのキャラを演じる俺が全裸で一人。