全方位外交〜バイセクシャルな大人のリアル

表の顔タカシ、自分の将来像を投影したカズマ、10歳から使う偽名のトシカズ、性欲重視の裏顔コースケ、夜の蝶に憧れて性差を超えたカオリ。おそらく全ての欲求が強すぎるのであろう、それらを満たす為に複数の人格を使い分けるように生きてきた私は、全人格の感覚値で好奇心を抱く人に会ってしまった。

赤坂・川崎・浜田山#2

絶対的に自己中で強欲で彼氏の前で他の男に手を出すような赤坂くんは、「俺のチンコ忘れられないだろ?俺のどういうところにハマる?そろそろマ○コ疼いた頃?他の雄で満たされないのはどの点?」と理詰めタイプ。卑しいなと思う反面、ケツ突き出してしまう。。。

留学後、はじめに会いに行ったのは赤坂くんだった。日本人同士でしか通じない卑しさからのエロス、絶対的被支配という満足感、俺が従うことで更に自信過剰を強め社会の為に良くないことをしていると思いながらも、求めてしまう。絶対他にもいっぱい相手いて、毎回最後にしようと思うのに。なんだろう。

赤坂くんとやり、心が満たされないなと思うと、だいたい川崎くんに連絡する。週末はいいお父さん、会社でもいい上司、でも貴方の満たされない心を癒しますよというスタンスで。赤坂くんには拒否してたけど、川崎くんには毎回中に出してもらってた。暖かいなって感じるために。

川崎くんとのセックスは甘い。包容力とイケメン過ぎるルックスでキュンキュンする。日曜夕方にジムに行くと言って出てくるので、川沿いのラブホから満たされて小田急線に乗るとだいたいサザエさんタイム。根拠なくおセンチになり、頭の中真っ白にしたくなる。で、浜田山くんの家に向かう。。。。